脊髄腫瘍の中で最も多く、そのほとんどが神経鞘腫と髄膜腫である。
●神経鞘腫
シュワン細胞から発生
腫瘍は楕円形で神経根に沿って硬膜外に進展すると砂時計腫、ダンベル腫瘍となる
知覚を司る後根から発生していることがおおく、その神経根はもはや機能していないことがおおく、手術では後根を切除する
前根の場合は核出術となる。
MRI
充実性と嚢胞性が混在しており、T2では的のように見えるので、target signという
https://www.tokyo-hospital.com/center/spine-spinal-cord-cnt/spinal-cord-tum/ より
●髄膜腫
硬膜内層から発生する腫瘍で、胸椎高位に好発
MRI
腫瘍の辺縁の硬膜に尾があるようにみえる
(dural tail sign)
CT
また腫瘍内に石灰化(砂粒体psammoma body)が見られることがあり、CTでよく分かる
https://radiopaedia.org/cases/spinal-meningioma-29?lang=us より
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