●血管腫
・Xp:縦方向の疎な骨梁を伴う骨透明巣
(Corduroy cloth appearance)
服のコーデュロイ素材に似ている
・CT:
Polka dot sign(小型のドットと言う意)
(https://radiopaedia.org/articles/polka-dot-sign-vertebral-haemangioma-1?lang=us)
Honeycomb pattern
(https://en.wikipedia.org/wiki/Vertebral_hemangioma)
・治療
脊柱管内に浸潤した場合は手術、固定や除圧
●好酸球性肉芽腫
10代に好発
胸腰椎に多い
椎体が扁平化するとCalve扁平椎とも呼ばれ、感染や肉腫と鑑別するために生検を行う。
●動脈瘤様骨嚢腫
20歳未満に多い
皮質骨の菲薄化
石鹸の泡のようになる
液面貯留(血液溜まってる)が確認できる場合もある。
治療:放射線加療が奏功する
●骨巨細胞腫
20〜30歳代に好発
やや椎体に多い
Xp、CT: soap bubble appearance
giant cell tumor, “soap bubble appearance”
局所再発のリスクが高いので、椎体全摘出術(TES)が必要
●類骨骨腫(<20mm)
●骨芽細胞腫(>20mm)
大きさの違いで名前が異なる
10代に好発
夜間痛が著名で、アスピリンが著効する
疼痛性の側弯を認める
骨硬化に囲まれた病巣NidusをCTで認めれば診断となる
●骨軟骨腫
10~20代で好発
脊髄、神経根を圧迫するようなことがあれば手術となる
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