関節リウマチの病因、病理

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病因

関節リウマチの発症は遺伝的因子と環境因子の2つが関係するといわれている

遺伝的因子には

主要組織適合適合抗原(Human leucocyte antigen: HLA)Class Ⅱ分子

がある。

その中でもRAの発症の特に関連あるものにHLA-DR4とDR1があり、これらが自己の滑膜をCD4陽性T細胞に対して自己抗原提示をすることで滑膜炎を惹起する。

また環境因子としてはウイルス感染のほか、歯周病と喫煙とがリスクとなっている。

病理

RAは関節に生じる滑膜炎と、それに伴う軟骨・骨破壊を特徴とする。

正常滑膜は1〜2層の滑膜表層細胞と血管を含む疎な結合組織からなる。

RAではこれらが増殖し、重層化し、絨毛状を呈する。

正常滑膜

RAの滑膜

https://pathology.or.jp/corepictures2010/19/c02/03.html より引用

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