成人期扁平足

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https://alysaaeschbacher.wordpress.com/category/adult-aquired-flat-foot/ より

病態

足の縦アーチを保持する後脛骨筋腱が変性断裂すると後天的な扁平足を生じる。

先天的な扁平足とは病態が異なるので注意。

後脛骨筋腱機能不全症(PTTD: Posterior Tibial Tendon Dysfunction)は多くの成人期扁平足の原因であり、中年以降の女性に好発する。

症状

内果下方の後脛骨筋に沿う腫脹と疼痛(後脛骨筋腱の断裂)

それにともない踵骨が外反し、外果と軟部でインピンジがおき、外足部にも疼痛を生じる

Too many toe sign

https://www.opnews.com/2019/04/adult-acquired-flat-foot-pes-planus-deformity/15248 より

外観として特徴的なものにtoo many toe signがある

これは踵骨が外反し、扁平を呈することで、後方から見た際に健側よりも多くの足趾が見える。

また後脛骨筋の機能不全によりつま先立ちができない(single heel rising test陽性)となる

治療

アーチサポート付きの足底板ならびにアキレス腱のストレッチなど

手術(外側支柱延長術や踵骨内側移動骨きり術、長趾屈筋腱移行術、3関節固定術など)

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