変形性足関節症

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まず初めに

このブログは非整形外科医または整形外科後期研修医向けの内容を発信してます。ご質問等ありましたら、ぜひコメントいただければ幸いです。

病態

足関節は非常に安定した構造だが、関節が小さいため面積あたりの荷重が大きく、骨折後や足関節の不安定性により容易に関節症に至る

中年以降の女性に多く、内反型が圧倒的に多い(注:扁平足は外反)

内側型のStage分類(高倉・田中分類)

Ⅰ期 骨棘のみ。関節裂隙狭小化なし

2期 一部の関節裂隙狭小化

3期 一部の関節裂隙の消失

  3a 距骨内側と内果接触

  3b 距骨上面と脛骨天蓋の接触

4期 全体の関節裂隙の消失

治療

全てのステージでステロイドの関節注射と温熱療法・外側楔状の足底板が適応となる

手術としては

足関節の不安定症がある1期は不安定性を解消するために靭帯再建が考慮される

2期〜3a期までは下位脛骨骨切りの適応

3b〜4期は足関節固定や人工足関節全置換術が適応となる。

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